※オプション機能:メール送信通数によりご利用料金が変動します

概要

弊社中継サーバを通じたメール配信を行う機能です。
1か月あたりの送信数30,000通までは無料・30,001通以上からは料金が発生します。

本オプションの導入により、メールの遅延・不達、それによるキャリアのメールブロック問題を解消します。

ご利用には設定が必要です

お客様がご利用のメールドメイン管理画面にて、指定の SPFレコード (エスピーエフ)設定が必須となります。

SPFレコードの設定により【送信ドメインが適切に認証され、メールが受信側で不信と判断されるリスクを軽減する効果】が期待されます。

オプション導入に際しての注意点

お客様がご利用のシステムによっては、設定が難しい場合・またはシステム側の制約で変更が困難な場合がございます。そのときは、弊社オプション機能を導入できません。

また、SPFレコードの設定後にドメインの変更やSPFレコードの無効化が行われた場合、本オプションの停止をお願いする場合がございます。

ご利用開始までの流れ

STEP
利用申込み

本機能はオプション機能となるため、まずはご利用希望の旨を弊社サポートまでご連絡ください。
※楽楽B2Bの初期設定を進めている最中で、導入担当者がついている店舗様の場合、担当者までご連絡いただくとスムーズです

STEP
<弊社>機能追加

ご利用環境(楽楽B2B)に、オプション機能の追加を行います。
完了のご連絡をお待ちください。

STEP
SPFレコードの設定

担当者から、SPFレコード (エスピーエフ)設定に関するご案内をお送りします。
お客様がご利用のメールドメイン管理画面にて、SPFレコードの設定を行ってください。

ご利用のドメインサービスによって設定画面が異なるため、本記事上で詳細な手順はご案内できかねます。
お困りごとがある際は、担当者にて可能な限りサポートいたしますので、適宜お問い合わせください。

参考情報として、以下に代表的なドメイン管理会社での手順を記載しています。

代表的なドメイン管理会社様のサポートページ

お名前ドットコムの場合

お名前ドットコム>1.メインバーの「ドメイン設定」をクリック
2.左カラム【ネームサーバーの設定】グループの「DNS関連機能の設定」をクリック
3.【DNSレコード設定を利用する】の「設定する」ボタンをクリック
4.設定したいドメインを選択後、以下設定
【●入力】部分
・TYPE  : TXT
・VALUE : (例)v=spf1 include:xxx.xxxxxx.jp include:xxx.xxxxxx.jp ~all
・「追加」ボタンをクリック
・「確認画面へ進む」ボタンをクリック

ムームードメインの場合

ムームードメイン
1.トップメニューの「コンパネ」をクリックし、ログイン
2.【ドメイン管理】にある「ドメイン操作」をクリック
3.「ムームーDNS」をクリック
4.設定したいドメインの「変更」ボタンをクリック
【設定2】部分
・種別 : TXT
・内容 : (例)v=spf1 include:xxx.xxxxxx.jp include:xxx.xxxxxx.jp ~all
・「セットアップ情報変更」ボタンをクリック

STEP
<弊社>設定の確認

弊社システム部門にて、SPFレコードの設定状況を確認します。
設定に問題がないことを確認できましたら、弊社にてメール送信機能を有効にします。

完了次第、担当よりご連絡差し上げます。

STEP
メール送信に関する設定
基本設定>管理システム設定>管理システム設定 >[メール送信設定]タブ>大量メール配信オプション設定

メールの種類ごとに、利用有無を設定します。

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STEP
設定完了

メールのテスト送信をお試しください。

料金表

送信数が30,000通を超えると、下記の通り料金が発生します。

1か月あたりの送信通数初期費用月額費用
0~ 10,000通¥0ご契約プランに含む(¥0)
10,001~30,000通
30,001~50,000通¥10,000
50,001~100,000通¥20,000
以降100,000通毎¥5,000

よくある質問

オプションが導入できるかどうか知りたい

以下のドメインではSPFレコードの設定ができません。

・プロバイダードメイン(hi-ho.ne.jp、ocn.ne.jp など)
・検索エンジンドメイン(Yahoo、Google など)
・その他独自ドメイン以外

あくまで一例となります。
既にご契約のドメインサービスがある場合は、当該サービスのヘルプ等をご参照ください。

メール送信数を確認したい

管理画面のHOME(ログイン直後に表示される画面)に、送信数を表示することが可能です。
当月・先月分の送信通数が確認できます。
※2022年3月下旬頃からのカウントとなります

SPFレコードの確認方法を知りたい

◆Windowsの場合
[コマンドプロンプト]で、以下の通り入力してください
nslookup -type=txt ドメイン名(※)


◆Macの場合
[ターミナル]で、以下の通り入力してください
nslookup -type=txt ドメイン名(※)
   ↓
text=という記載の後ろに、
下記記述が含まれているかどうかをご確認ください。
include:spf-送信サーバーのドメイン名(※)
※は実際にはご利用のドメイン名を記載します。

SPFレコードを設定したはずだが、「設定が確認できない」と連絡があった

SPFレコードの設定を複数行っていないかご確認ください。
SPFレコードを2つ定義した場合、どちらか一方のみが有効となります。
必ず1つだけ設定するようにしてください。

関連情報

DKIM認証(ディーキム)について

Google(Gmail)とYahoo(米国)が発表した新たなメール送信ガイドラインにより、2024年2⽉1⽇以降・メール送信のためにより強力な認証設定が必要となりました。Gmailユーザー宛てに1日あたり5000通以上のメールを送信する場合は、必ずご設定ください。

DKIMの設定と対応可否については、ドメイン管理会社によって対応可否が変わります
ご利用のドメイン管理会社へご確認ください。
※楽楽B2B側での設定は発生しないため、弊社から「この書き方で」という指定はございません

DKIM(DomainKeys Identified Mail)について

メールの正当性を証明し、悪質なスパムメールやなりすましを防ぐための認証方法です。DKIM認証により、メールが改ざんされていないことを証明します。

SPFレコード との役割の違い>
・DKIM:第三者が電子メール内のデータを改ざんしていないことを確認する
・SPF:IPアドレスを使った認証により、送信元が詐称されていないかどうかを判断する

本記事では、あくまで概略的な説明のみ掲載しています。
詳細かつ専門的な内容については、別途お調べいただきますようお願い申し上げます。