※APIを使ってできること
現在、以下の機能がAPIから利用できます。
※スマートフォンのWebViewからの利用には現在のところ対応していません。
- 受注API
- 検索
APIアクセスは並列アクセスを1秒間に1回以内に制限させて頂きます。
連続してアクセスする場合は非同期通信は行わず、
レスポンスを待って次の処理を行うようにして頂くか、
1秒間のスリープを入れて頂きますようお願い致します。
また1回の検索で出力できる件数は最大500件になります。
ページ内コンテンツ
APIを使うための準備
APIデベロッパーアカウントの発行
デベロッパーアカウントは、楽楽B2Bの管理画面にログイン後、「基本設定>外部アプリ連携」メニューより登録が可能です。
1. APIのクライアントには以下が必要です
- RESTfulなHTTPリクエスト
- JSONのパースやシリアライズ
- 認可コードの受け取りが可能なこと。楽楽B2Bの API認可ページからのHTTPリクエストを受けられるWebサーバ
2. API利用の流れ
API利用の流れは以下の通りです。
利用手順
以下の手順で、OAuth2プロトコルでの認証をします。
1.OAuthアプリケーション登録
楽楽B2Bの管理画面にログイン後、「基本設定>外部アプリ連携」メニューより登録を行ってください。
※リダイレクトURLには連携したい外部ツールドメイン名を含むURLを指定して下さい。
指定したURLで認証情報を受け取ります。
例)https://{連携したい外部ツールのドメイン名}
2. 認証ページ表示
https://{楽楽B2Bのドメイン名}/api/oauth/authorize.phpに、必要なパラメータをつけてGETリクエストを行ってください。 アカウントの認証を行うHTMLページが表示されます。
パラメータ名 | 有効な値 |
---|---|
client_id | アプリケーション詳細画面で確認できるクライアントID |
redirect_uri | アプリケーション登録時に入力したリダイレクトURLと同一のものを指定 |
response_type | "code"を指定 |
state | CSRF対策の為の安全かつ重複しにくいランダム文字列 |
scope | 予約パラメータです。現在は指定できません。 アプリケーションが利用したい機能をスペース区切りで指定します。 "read_sales" = 受注データを参照 |
例)
https://{楽楽B2Bのドメイン名}/api/oauth/authorize.php?client_id=CLIENT_ID&redirect_uri=REDIRECT_URL&response_type=code&state=a397aabc602f7e296db23b0717edd1fda06c345f
・URLにアクセスすると、認可ページが表示されます。
・楽楽B2Bアカウントを持つ利用者は、このページで、アプリケーションがショップのデータにアクセスすることを許可します。
・初めて認可ページへ訪れる利用者は、楽楽B2Bの管理者ログインID・パスワードの入力を求められます。
3. 認可コードの取得
リダイレクトURLに指定したURLで、認可コードが取得できます。
例)
https://{御社ツールドメイン名}/getAuth.php?code=xxxxxxxxx&state=zzzzzzzzz
codeの値が認可コードになります。
4. アクセストークン取得
認可コードを利用して、アクセストークンを取得します。
https://{楽楽B2Bドメイン名}/api/oauth/token.php に対してPOSTリクエストを行います。
リクエストパラメータ
パラメータ名 | 有効な値 |
---|---|
client_id | アプリケーション詳細画面で確認できるクライアントID |
client_secret | アプリケーション詳細画面に表示されているシークレット文字列 |
code | 認可コード文字列 |
grant_type | "client_credentials" を指定 |
レスポンスデータ
パラメータ名 | 有効な値 |
---|---|
access_token | アクセストークン |
expires_in | 有効期限 |
refresh_token | リフレッシュトークン |
- 認可コードをアクセストークンに交換できるのは1度だけです。
- アプリケーション側で保存しておくようにしてください。
- アクセストークンの有効期限は、発行から100日間です。
5. API情報の呼び出し
アクセストークンつきで HTTP リクエストを行うことで、楽楽B2BのAPI にアクセスすることができます。
リクエストボディのJSONに日本語が含まれる場合は 文字コードはUTF-8、\uNNNN 形式でエンコードされている必要があります。
Authorizationヘッダに以下の形式でアクセストークンを付与し、APIへのリクエストを行います。
Authorization: Bearer {アクセストークン}
サンプルコード
※以下はサンプルです。URLやパラメータは便宜変更・修正してください。
アプリケーションのWebサーバのサンプル
<?php define("OAUTH2_SITE", 'https://{楽楽B2Bドメイン}'); define("OAUTH2_CLIENT_ID",'XXXXX'); // クライアントIDを入力します。 define("OAUTH2_CLIENT_SECRET", 'XXXXX'); // クライアントシークレットを入力します。 define("OAUTH2_REDIRECT_URI", 'http://example.com/index.php'); $code = $_GET['code']; $state = sha1(uniqid(mt_rand(), true)); // 認可ページへリダイレクトする if (empty($code)) { $params = array( 'client_id' => OAUTH2_CLIENT_ID, 'redirect_uri' => OAUTH2_REDIRECT_URI, 'response_type' => 'code', 'state' => $state ); $auth_url = OAUTH2_SITE . '/api/oauth/authorize.php?' . http_build_query($params); header('Location: ' . $auth_url); exit; } // 認可後 $params = array( 'client_id' => OAUTH2_CLIENT_ID, 'client_secret' => OAUTH2_CLIENT_SECRET, 'code' => $code, 'grant_type' => 'client_credentials', 'redirect_uri' => OAUTH2_REDIRECT_URI ); $request_options = array( 'http' => array( 'method' => 'POST', 'content' => http_build_query($params) ) ); $context = stream_context_create($request_options); $token_url = OAUTH2_SITE . '/api/oauth/token.php'; $response_body = file_get_contents($token_url, false, $context); $response_json = json_decode($response_body);
アクセストークンを用いたGETリクエストのサンプル
<?php $arrParam = array(); $arrParam['serial_order_id'] = '5' $api_url = 'https://{楽楽B2Bドメイン}/api/v1/orders.php?' . http_build_query($arrParam); $api = new HTTP_Request($api_url, $option); // POSTで送信 $api->setMethod(HTTP_REQUEST_METHOD_GET); // Header設定 $api->addHeader('Authorization', "Bearer {アクセストークン}"); // HTTPリクエスト実行 $response_api = $api->sendRequest(); $status_code = $api->getResponseCode(); $response_body_api = $api->getResponseBody(); $response_body_api = json_decode($response_body_api); ?>
リフレッシュトークンサンプル
※アクセストークンが失効した際にご利用ください。
<?php $token_url = '{楽楽B2Bドメイン}' . '/oauth/token.php'; // オプション指定 $option = array( 'timeout' => '10', // タイムアウトの秒数指定 'allowRedirects' => true, // リダイレクトの許可設定(true/false) 'maxRedirects' => 3, // リダイレクトの最大回数 ); $params = array( 'grant_type' => 'refresh_token', 'client_id' => 'クライアントID', 'client_secret' => 'クライアントシークレット', 'refresh_token' => 'リフレッシュトークン' ); $request_options = array( 'http' => array( 'method' => 'POST', 'content' => http_build_query($params) ) ); $http = new HTTP_Request($token_url, $option); $context = stream_context_create($request_options); // POSTで送信 $http->setMethod(HTTP_REQUEST_METHOD_POST); $response_body = file_get_contents($token_url, false, $context); ?>