ワタミ株式会社様

宅食のBtoB事業を開始するために『楽楽B2B』を導入
少数精鋭で効率的に売り上げを上げるために受注業務の自動化を推進

ワタミ株式会社は、国内での外食事業、宅食事業をはじめ、海外における外食事業、農業・環境事業や人材サービス事業など、幅広く展開しています。

同社は法人向けの宅食事業を開始するにあたり、システマティックな与信管理、受注から発注のオペレーションの自動化を叶えるため『楽楽B2B』の導入に至りました。
今回は、ダイレクト事業本部営業本部長の森脇さんに、楽楽B2B導入前の課題、導入の決め手についてお話を伺いました。

  1. 課題
    • 卸先のニーズに合わせてシステマティックに受注したい
    • 少数精鋭のチームで売り上げを最大化できるようオペレーションを自動化したい
    • 受注するための基盤となるサイトを構築したい
  2. 選定基準・ポイント
    • カスタマーサポートが充実している
    • 知識がなくても直感的に操作ができる
  3. 成果
    • 一物多価や送料のエリア別設定で多様なニーズに自動対応
    • 与信管理や決済などの受注業務のオペレーションを自動化
    • テストサイト構築が終了、これから本ローンチへ

―――業界や事業内容・従業員数を教えてください。

森脇さん:当社は、国内外食、海外外食、国内宅食など、主に食に関する事業展開をおこなっています。また、社会貢献型のビジネスモデルとして、「ワタミモデル」という再生可能エネルギーを利用した循環型6次産業モデルを展開し、生産(1次産業)、加工(2次産業)、販売(3次産業)までを自社でおこない、全国のお客様に提供しています。

森の環境保全や、夢を応援する活動、発展途上国の支援など、様々な活動を通して独自のモデルを形成している企業です。

従業員数はグループ計1,633人おりますが、今回新事業として立ち上げたBtoBの宅食事業に携わっているのは15名ほどです。その中でも私を含めた2人がメインで動いています。

「働く社員1人ひとりが自発的に行動し、夢を追いかけていこう」というモットーで、新たな価値創出、持続可能な社会の実現に取り組んでいるところが社風の一つでもあります。

少数精鋭で成果を出すために!オペレーションの自動化を目指してシステム導入へ

―――BtoB-EC(楽楽B2B)導⼊前の課題を教えてください。

森脇さん:宅食事業は主にBtoCの形でおこなってきましたが、この度新規事業としてBtoBのサービスを開始することになりました。新規事業なので、少数精鋭のチームで効率よく販路開拓から受注業務まで行う必要があります。この体制をどのように作るかが大きな課題でした。

法人の卸先として、高齢者施設などの福祉施設、スーパーなどの量販店を主に検討していますが、BtoBという特性上、他にもさまざまなチャネルに展開をしていけると考えています。
現時点ですでにいくつかの介護施設や、駅のロータリーやマンションにある冷凍自動販売機などに導入していただいている状態です。

当初から2024年は販路拡大のステージへ向かう計画でした。売上を上げていくために一定のお客様の獲得は進めていかなければいけないので、与信管理や決済など、受注業務のオペレーション全般を、確実に、そしてオートマティックに進めていけるようにと考えたのがBtoB-EC導入のきっかけです。

―――製品を選定したときの基準・ポイントを教えてください。

ダイレクト事業本部営業本部長
森脇さん

森脇さん:『楽楽B2B』は、いくつかのカートシステムと比較検討した上で選びました。
一番の決め手は「機能・サービスに対して付加価値が高い」点でした。

特に手厚いカスタマーサポートには大変助けられました。一物多価の実現や、送料の問題、事業チームの人数が少ないことなど、事前に当社の課題をお伝えしたところ、課題を解決できる方法を分かりやすく提案してくれました。

また、システムの操作性も決め手の一つでした。過去にいくつかのカートシステムを使っていたことがありますが、とにかく操作が難しかったことを覚えています。あらゆる機能は備わっているものの、マニュアルで設定しなければいけない項目が多く、使いこなせないことが難点でした。一方、『楽楽B2B』はガイドラインに従うだけで設定ができます。やるべきことがシンプルで優先順位がつけやすく、ちょうどいい自由度だと感じました。

単にコスト面だけで考えたのではなく、他社のカートシステムと比べて、サービス・品質・総合的な付加価値のバランスが一番よかったので、『楽楽B2B』を選ばせていただきました。

楽楽B2Bの分析機能と真摯なサポートでBtoB-ECを成功に導く

―――今後やりたいこと・実現したいことを教えてください

森脇さん:BtoB-ECを導入するにあたり、倉庫管理システムとの連携は必須です。現在その準備に取り掛かろうとしています。受注から発送までが一貫して行えるよう、システムを連携して自動化を進めていく予定です。

もちろん、構築したBtoB-ECサイトを用いて効率的に受注することを目指しています。まずはBtoB-ECサイトに訪問していただき、そこから問い合わせや受注につなげる道筋を作ることが何よりやるべきことだと思っています。

今後、重要になってくる機能は『楽楽B2B』の「分析機能」です。お客様のニーズを満たすためにはマーケットインの発想で考えなければいけません。そのためには、BtoB-ECサイトに訪問したお客様の動向を分析機能を使って正しくとらえ、それを判断基準にしながら次なる施策を考えていく必要があると思っています。

―――これからBtoB-ECを始める⽅に向けて⼀⾔アドバイスをお願いします

森脇さん:カートシステムに詳しい方は、自らの判断基準で何をすべきか決めていけるのだと思いますが、私たちのようにシステムに明るくない場合は、分からないことは分からないと、素直に専門家に相談した方がいいと思います。

システムを使ってどんなことを実現したいのか、実現したい未来をきちんと事前にお伝えし、それに対して真摯に要望を汲み取ってお答えいただけるサービスを選ぶことが重要だと、今回のやり取りで感じました。
分かったふりや分かったつもりで進めず、都度正直に相談して、システムの担当者と二人三脚で進めるのがポイントだと思います。

―――いろいろとお話いただき、ありがとうございました!
これからも「楽楽B2B」はメーカー・卸売業を行う企業様のDX推進のために、機能強化や外部システムとの連携を進めてまいります。

ワタミ株式会社
本社所在地:〒144-0043 東京都大田区羽田一丁目1番3号
代表取締役会長 兼 社長 CEO:渡邉 美樹

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